HSPの特徴とは?自分がHSPだと分かって良かったことを3つ紹介します。

HSP

こんにちは、あーさんです。

突然ですが筆者はHSPです。

みなさんはHSPって知っていますか?

ネットやSNS、テレビで紹介されたり、有名人が公表したりなどして、話題になりました。

今回は自分がHSPと知って良かった事を書いていきたいと思います。

HSPとは

英語では、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味で、この頭文字を取ってHSP(エイチエスピー)と言います。これは90年代のはじめ、繊細な人についてのHSP研究の第一人者である心理学者のエレイン・アーロン(ElaineAron)博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。

アーロン博士によると、人口の約20%の割合、つまり5人に1人の人はHSPだといいます。また、人に限らずコバエ、鳥、魚、イヌ、ネコ、馬、霊長類など、100種類以上の動物に同じ気質が見られることから、「繊細さ」は生きとし生けるものすべての生存本能「生き残るための戦略のひとつ」であると考えられています。

新宿ストレスクリニック 公式ホームページより

とても簡単に特徴を言うと、「感受性が高く、とても繊細な気質を持った人」のことで、障害や病気ではありません。

動物でもHSPがあるなんて驚きました。

気質って人間だけではないのですね。

HSPについて分かりやすく解説している記事があるので、こちらもご覧ください↓↓

【もしかして】HSPとはどういう人のこと?ひと一倍敏感、繊細なら確認すべき4つの性質 - ココヨワ
HSPとはどういう人のこと?そもそもHSPって何なの?という疑問にお答えします。強度HSPの私が、具体例を使いつつ生活レベルでHSPの特徴をお話しします。ひと一倍敏感なあなたはぜひご覧ください。

さらにHSPには、外向型と内向型があり、タイプも4つに分けられるそうです。

HSPと内向型・外向型の違いって?アクティブなのに一人好きな不思議について - ココヨワ
HSPと内向型、外向型の違いって何だろう?そもそも、HSPでアクティブな人っているの?という疑問に答えしました。内向型・外向型それぞれの特徴までまとめてありますので、ぜひあなたもどちらに該当しているかチェックしてくださいね。
【超刺激好き】HSS型HSPとは?繊細なのに行動的な気質の特徴を解説 - ココヨワ
ポジティブなHSP。HSS型HSPについて解説します。HSPなのに人と付き合うのが好きだったり、好奇心が溢れていればHSS型HSPの可能性があります。デメリットもありますので特徴を知っておきましょう。どうぞご覧ください。

HSP診断

ココヨワさんのHPでHSP診断と、HSE型、HSS型の診断もあったのでやってみました。

こちらの記事から診断テストへ行けます↓↓

診断 - 検索結果: - ココヨワ

筆者は強度HSP内向型でHSE型とHSS型が少しだけあるという結果。

心に余裕があると刺激を求めたくなるし、人とも関わりたいと思いますが、余裕がないと1人でいる方が心地良い傾向にあります。

ココヨワのホームページ

今では書籍や動画、ネット、ブログなどHSPの情報や対処法が分かるコンテンツが増えましたが、数年前まではあまり情報がありませんでした。

(HSPについて解説している書籍は出ていたと思います)

HSPであるが故の生きづらさを、どうしていったらいいかという対処法が分からず、途方に暮れていたところで出会ったのがココヨワさんのホームページでした。

ココヨワ | HSP・繊細な人向け情報メディア
人生が苦しいあなたへ。主に心理学を利用して、生きることが少し楽になる情報を発信しています。HSP・アダルトチルドレンで居場所が見えないあなたはどうぞご覧ください。

HSP・繊細な人が知りたいことが盛りだくさんなので、HSPに悩んでいる人はぜひ見てほしいです。

筆者は一時期、ココヨワさんのメルマガも登録していました。

メルマガ企画のメール相談にも応募して、解答してもらったこともありますよ。

ココヨワ運営者のRyoutaさんの書籍がオススメです。

興味のある人は読んでみてくださいね。

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自分がHSPだと分かって良かったこと

自分がHSPだと分かって良かったことは、生きづらさの対処法が分かったことです。

筆者が心掛けている対処法を紹介します。

不快なことはスルーすること

避けられる嫌なことは全力でスルーします。

HSPは苦手なことが結構たくさんあります。

無理しないで避けるだけで辛いと思い、ストレスになることを軽減できます。

例えば音。

騒音や生活音(冷蔵庫やエアコンが動いてる音など)が気になる場合はヘッドホンや耳栓をしたり、人込みや周りの人の声がきになるのであれば、人がたくさんいる所には行かないようにしたり。

筆者は余裕がない時や疲れている時は、赤ちゃんの泣き声が特にダメです。

元気な時は、可愛いな、元気な子だなとネガティブモードになりませんが、余裕がない時は自分まで泣きそうになります(笑)

感受性が高すぎるということです。

泣いてる子どもに罪はありませんし、ただ泣いてるだけだから何とも思わなくていいのですが、未だにダメです。

例えば臭い。

台所が匂うのが嫌なので、水回りはいつもキレイにしています。

芳香剤もあまり好きではないので、使うのであれば無香料か、柑橘系の臭いが好きなので柑橘系の爽やかな香りのものしか買いません。

リラックス効果のあるお香やアロマを買ってみようかと思っていますが、気に入らない臭いだと気分が萎えるので、未だに買えずにいます(笑)

例えば、テレビ

ネガティブな話題を見ると心が疲弊してしまうので、ホラーや暗いニュースなどは深追いして見ないようにします。

特にワイドショーはここ数年見てません。

ニュースは夜にやる報道番組を見るか、興味のあるネットニュースのみを見るようにしています。

例えば、人間関係。

職場や近所の井戸端会議的な噂話などには極力参加しない、仕事が終わったら職場の人とダラダラ過ごさないですぐ帰る。

自分が心地良いと思う人と会う回数を増やす、心地良い人としか会わない(これは難しいかも)。

避けられる嫌なこと」というのがポイントです。

なんでもかんでも嫌だから避けるのは、ただのワガママですからね。

心が疲れることは、避けられることであれば、とにかくやらないように、シャットダウンするということです。

心が疲弊するのは気質だと認識すること

精神的に疲れたり、生きづらさを感じるのは自分の性格が悪いんだとずっと思いこんでいました。

自分が悪い、自分が悪い、自分が悪い、まるで呪文のように思い込むからとても辛かったです。

でも、HSPって気質だから自分のせいじゃないんです。

体質の精神バージョンだと考えると分かりやすいと思います。

体の特徴って生まれ持ったものだから、変えられないですよね。

例えば、腕が短い人もいれば、長い人もいます。

腕が短くて生きづらいから、腕を長くするなんてできませんよね。

背が低くて生きづらいから、背を高くするなんてこともできません。

手のひらが大きくて生きづらいから、手のひらを小さくするなんてこともできません。

それと気質も同じです。

生まれ持っての気質だから変えようがないのです。

自分は繊細な気質という概念を理解できれば、自分が悪いと落ち込む考え方ではなくて、自分は繊細な気質で心が疲弊するのは当たり前のことだから、心がなるべく疲弊しないためにはどうしたらいいのかという考え方にシフトチェンジできるのです。

辛いのは自分だけではないと理解すること

HSPを知るまで、繊細すぎる人の書籍やコンテンツがあるなんて知りもしませんでした。

繊細すぎる人を長年研究している心理学者の方や、同じ悩みを持つ人の支えになればと様々なコンテンツを立ち上げ活動している方が世の中にはたくさんいることを知りました。

精神が弱い人のことなんて、病気扱いや異常者扱いされるだけで、誰にも分かってもらえない、自分はずっと苦しいんだと思っていましたが、決してそんなことはありませんでした。

HSPは病気でもないから、相談する場所がとても限られます。

心療内科や精神科、心理カウンセリングを受診すればいいのでしょうが、病気でもないとなるとなかなか行きづらいのが現実です。

保険がきかないので、費用は全額負担なのも行きづらい原因の1つ。

HSPを知らなかった時は、HSPの知識がないので、うつでもないのに市区町村がやっている、うつ病の人が通う健康福祉センターに相談へ行ったこともあります。(市区町村がやっている施設だから相談だけなら無料でした)

うつの施設なので、自分の生きづらさの根本的な解決にはならず、肩を落として帰ったのを今でも覚えています。

でも現在は、テレビやSNSでも話題になり、少しですが認知度もあがり、書籍やコンテンツも増えてきました。

繊細な人が情報を得やすい環境になってきているのは確かです。

ここから、自分の生きづらさを解決していけるかもしれないと思うと、嬉しくて涙が出ました。

自分だけが悩んでいるのではないと思えた瞬間、一筋の光が見えた気がしたのです。

まとめ

一言にHSPといっても、HSPは軽い人もいれば、強度の人もいますし、性格や育った環境で軽度になる人もいれば強度になる人もいます。

本当に人それぞれ違いがあるのです。

いつも書いているダイエットも効果は人それぞれなので、健康も精神も自分に合った情報を取り入れていくことが大切だと改めて感じました。

同じ悩みを持った人の参考になれば嬉しいです!

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