良く噛んで食べると肥満を防げる
噛むって本能でやっている事でもあるし数なんてかぞえてないよ!という人がほとんどではないでしょうか。
なんと「よく噛んで食べると肥満を防げる」というダイエットがあるのです。
よく噛むって、できてない人が多いのが現実。
仕事の休憩中とか朝ごはんを早く済ませたいなど、ついつい早食いになるクセがついていますよね。
良く噛む回数は30回
噛む回数は30回。
30回が満腹中枢が刺激されるちょうど良い回数です。
そして食事も急がずゆっくり15~30分かけて食事をします。
最初は30回がとても長く感じたし、アゴも少したるかったし、慣れるまでとにかくめんどくさかった😅
人間の満腹中枢は15~30分後に血糖値が上がると刺激されるため、後からお腹が空きにくくなるから、食べ過ぎや間食を防ぐことができます。
早くお腹いっぱいになれるのです!
「良く噛んで食べる」効果
顎の発育を促したり、味覚を発達させる
発育期によく噛むと顎の骨が発達し、歯並びがよくなります。
口のまわりの筋肉が鍛えられるので口がしっかり開くようになり言葉の発音もよくなります。
表情豊かな小顔をつくる表情筋も自然にきたえらるのです。
さらに味覚も発達します。
子どもの頃からの「食事の環境」って大切なんですね。
唾液の分泌を促し消化を助ける
食べ物を細かく噛み砕き消化しやすくします。
胃腸の負担を減らし元気に活動するため必要な栄養素を十分に吸収できます。
胃もたれとか、胃が弱っている、疲れている時はよく噛んで食べると良いですね。
むし歯や歯周病を予防する
よく噛むとたくさん出る唾液。
病原菌などの侵入を防いで虫歯や歯周病肺炎を防いだり発がん物質の働きを抑えたり。
さらに歯が溶け出すのを抑えられるなど唾液には健康維持に必要な有効成分がたっぷり含まれています。
筆者は一時期、早食いをしていたことがあって、歯医者に行ったら「口臭がある」と言われ、歯みがきをしっかりすることはもちろん注意されましたが、「早食いしてませんか?」と聞かれたことがありました。
なんで知ってるの?とびっくり(;´・ω・)
そこで口臭の原因に早食いがあることを説明してもらいました。
口臭が気になる人は早食いになっていないか、食事習慣を見直してみてください。
筋力や運動能力が上がる
噛むときは顎の筋肉のほかに首や背中さらに胸の筋肉も一緒に働きます。
体のバランスが安定し筋力や瞬発力がつくなど運動能力がアップ!
「噛む」ことで体まで鍛えられるんですね!
脳が活性化する
噛むことで脳の血流が増え働きが活発になります。
脳の記憶力をつかさどる部位「海馬」が刺激され記憶力が上がるのです。
わざと噛み合わせを悪くしたマウス実験ではこの海馬が消失し記憶力が低下したという実験結果があります。
セロトニン神経が活性化うつに効果的
噛むことで脳からα波が出てリラックスできます。
α波とは脳波の一種。
集中力や記憶力を高めます。
噛むと「覚醒しながらリラックス」できるという独特な状態を作り出します。
スポーツ選手は集中力とリラックスの両方が必要なため積極的にガムを噛んでいます。
まとめ
「噛む」ってからだ全体に影響する事だったのですね!
肥満防止は体を鍛えられて記憶力もアップするし、さらに口の中も清潔健康になり、さらにうつやリラックス状態にもなるなんてメリット盛り沢山です。
30回噛むダイエットをやって心身ともに健康的な生活をしましょう!
参照サイト 噛むこと研究室 長野県歯科医師会 WELL噛む!
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